2020年の(ちょっと変な)夏休み

なにから書こうか?

ことの起こりは、たぶん3月か4月の頃だったと思う。

仕事場に通うのに、私鉄→地下鉄と乗り継いで、最寄りの地下鉄の駅から徒歩5分位。

乗り換えの駅や地下鉄を降りてから仕事場まで、それぞれ駅の階段を昇ったり降りたりするんだけど、これがけっこうしんどくて、胸や奥歯の付け根、喉の上の方(咽頭って言うのか)が痛くて、苦しくて。

でも、しばらくすると治まるので、「運動不足のせいか?」などと思ってた。(今思えば、狭心症の症状だったんだけど)

 

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そうこうしてるうちに、治まるのが午前中いっぱいかかるようになってきて、「これは、ちょっとやばいかな?」なんて思っていたのが、7月に入った頃。

在宅勤務も出来るけど、月曜日と木曜日は出勤して会議とかに出なきゃいけないので、その週2日がしんどかった。

 

で、7月のある日。

その日も朝から調子悪くて、お昼頃になんとか症状も治まったけど、定時に逃げるように退社して、地下鉄から私鉄に乗り換える駅でちょっと休憩して。

自宅の最寄りの駅に着いたのが7時45分。

駅前のベンチでまた休憩して、8時頃帰宅したはいいけど、胸が苦しく咽頭が痛い。晩御飯も少し口を付けただけで布団に入って、安静にしていた。

安静にしていても一向に痛み、苦しさが治まらず、11時半頃、タクシーで地元の総合病院の救急外来へ。

すぐに診察してもらい、診断結果が「急性心筋梗塞」。

つれあいも呼び出され、緊急でカテーテル手術。ステント2本入れる大手術に。

結構重症だったようで、あとから聞いた話では「最悪の事態もあり得る」と医者から説明を受けたそう。

手術中は、とにかく胸が苦しいのと咽頭や奥歯が痛いのと、寒くてガタガタ震えが止まらず。

手術が終わったのは明けて4時頃で、そのままICUに移された頃には夜が明けていました。

こうして、いつもと違う、ちょっと変な夏休みが始まりました。